<わたしの歴史>幼少期②『お姉ちゃんだから』というラベル
片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。
専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理
姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。
前書き
『わたしの歴史』は、わたしがどうして今の仕事をすることになったか、どうやって、「~しなくちゃ」と、自分を縛っていたわたしが「まぁいっか」と自分を許せるようになったか、そんな話。
まとめ読みしたい方はこちらをどうぞ。
「お姉ちゃんだよね」
「お姉ちゃん」
それが、実家の中で3人姉弟の一番上として生まれた私に貼られたラベルでした。
『葉子は、お姉ちゃんだから大丈夫だよね』
『お前はしっかりしてるから、なんとかするよな』
気が付いた時、何度もそんな風に両親からは言われていた言葉。
『お姉ちゃん』という、気が付いたら自分に貼られていたレッテル。
『お姉ちゃんはしっかりしているよね』という両親の気持ち。
それは幼かった私にとって
わたしはお姉ちゃんだから
両親の期待に応えて
両親が自慢できるような
子どもにならなくちゃ
そんな風に思いこむには、十分過ぎる言葉でした。
「ちゃんと」しなくちゃ
今でも思い出すのは、勉強机のそばに貼られていた母の手書きのスケジュール表。
学校から帰宅した後に『葉子がやるべきこと』について、細かい時間割が書かれていたのを見つめていたこと。
- 英語
- 習字
- ソロバン
- ピアノ
- 絵画
- バドミントン
- 通信教材
両親が共働きで裕福だったからから、小さい頃から気が付いたらたくさんの習い事をしてました。
ほんとに毎日習い事が詰まっていて、学校から帰って宿題しながらオヤツ食べたら、習い事に自分の足で出かける。
大変だったけど、
『お姉ちゃんだから』当たり前。
だと思っていたから、本音は言えずにいたんです。
言ったら、お母さんが悲しむだろうと思って。
お母さんは私を「あんたはお姉ちゃんだから」って言う。
その「お姉ちゃん」というレッテルは、
無意識に、
静かに、
心の中に入り込んできて、
大人の期待に応えて
「ちゃんとすること」が
『お姉ちゃん』の役目なんだ。
そんな風に信じ込ませるには十分でした。
褒めて欲しかった
どうして「お姉ちゃん」を頑張れていたのか。
どうして、「弟のためにお兄ちゃんにならないと」と思っていたのか。
それは多分、褒めて欲しかったから。
「葉子も頑張っているね」
「凄いね、偉いね」
「たまには休んだらいいよ」
そんな風に、誰かに言って欲しかったんです。
誰かに褒めて欲しかった。
だって、
自分で自分を褒める方法を知らなかったから。
自分で自分を「偉い」って言うなんて、
恥ずかしいことだと思っていたから。
そうして。
誰かに褒められるために、
なにかを頑張る。
頑張っているはずなのに
「もっと、ちゃんとしなくちゃ」と、
「まだまだ私は頑張ってない」と、
今の頑張りを認められなくなり。
自分の本音は隠していく。
そんな、可愛くない子が
出来上がっていくことになったのです。
==========
さて、今回の『わたしの歴史』は、ここまで。
まとめて読みたい方は『ありもとようこについて』のページへどうぞ。
==========
●お片づけサポートについて
⇒90分個別相談(特別価格で受付中)
⇒お片づけ実例集
⇒空き状況を確認する
⇒お片づけサポートサービス一覧