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2020-12-06

【修理の記録】それは、三女のために。壊れたベネチアグラスが生まれ変わりました

片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。

専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理

姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。

めっきり寒くなってきましたね!
ミンスゲームにチャレンジした11月に引き続き、
12月のチャレンジは早起き

今までは適当に寝て6時頃起きる…という生活だったので、ちょっと一度生活リズムを改善しようと思って始めてます。

毎日の記録はインスタグラムのストーリーズやハイライトでまとめてます。
https://www.instagram.com/5min.katazuke/

壊れたベネチアグラス

さて、少し前にこのブログで新婚旅行のときに買ったベネチアグラスのことを書きました

使い続けたいから>
バラバラになったベネチアグラス、修理に出します

むかしのブログの画像を探してたら、元のグラスの写真がありました!
もともとは高さ30センチくらいの飾りグラスだったんです。
口元に施された金の模様が凄くスキで、眺めてました。

バキバキになって壊れてしまったベネチアグラスは、ずっと押し入れの中に眠ってました。もちろん、ただ押し込めてたわけではなくて『いつか修理しよう』と思って入れてたんです。

アレにリメイクしよう

実は、今回のリペアをお願いした漆器工房ぬしやさんのホームページを見ると、こんなリペアの実例が掲載されていたんです。

壊れたグラスを
キャンドルスタンドに
リメイクしてる!

で、「もしかして…」と思って唯一無事だったグラスの根元の部分を見てみると、サイズがほぼ同じ!!

この仕事をしてると、物を見ただけでその直径や長さがフィットするかどうかが感覚で分かるときがあるんです。

ビビッとくるというのかな?

このときもサイズを測ったわけでは無いけれど「絶対このグラスの根元部分とアロマキャンドルは合う」という確信がありました。

リペアの記録

見積りの依頼

早速漆器工房ぬしやさんにコンタクトを取り、先ほどのバキバキの状態の写真とキャンドルと一緒に撮影した写真を添付して「キャンドルスタンドにリペアできないか」という内容のメールを送りました。

見積もりは無料なので、気になれば相談してみると良いと思います。

料金と期間、リペア方法を相談

漆器工房ぬしやさんからは、以下の3つのプランを提案されました。

  • Aプラン→形を整えるだけ
  • Bプラン→台の部分も短くするもの
  • Cプラン→炎が見えるほど短く加工する
修理の提案プラン

「耐熱ガラスではないので、本物のキャンドルを使用されるならCプランがお勧めです」というアドバイスもいただきました。
また「LED製のキャンドルもありますよ」というアドバイスもいただきました。

私は本物のキャンドルを使いたかったので、迷わずCを選択

発送、待つこと3か月

そして見積りも終わっり、料金にも納得いったので依頼をお願いしました。

「上部のカケラも再利用できることがあるので送ってくださいね」という丁寧なメールをいただき、発送しました。

そして待つこと3か月、完成したという連絡を受けたあと修理代金を振り込み、ついに手元に帰ってきました!

残念ながらグラスの口部分の飾りはリペアできなかったけれど、サイズはキャンドルにぴったり。これからは「キャンドルスタンドとして使える」ということの方が嬉しかったんです。

修理されたベネチアグラス
修理されたベネチアグラス
修理されたベネチアグラス

リペアをした理由

このグラス、実はリペアをやめようとも思っていたんです。
修理費も決して安くないし、新しいグラスを買ってもいいわけだし。

リペアを決めた理由は、三女のためです。

前の記事にもちらっと書いたれどこのグラスが割れた理由は三女が落としてしまったから。

バラバラのベネチアグラス

壊したときは小さかったけれど、きっと「お母さんが大切にしていたグラスを割ってしまった」という思い出は三女のなかに残っているはず。

そのグラスを処分してしまったら、きっと三女の中には後悔とか親に対する負い目が残ってしまうかも知れないんです。
それがイヤだったから、リペアを決めました。

修理されたベネチアグラス

キャンドルスタンドとして家に戻ってきたこのグラスを三女に見せた時、

「あ、あの時のグラス!」
「壊したの覚えてるよー」
「修理したんだね!」
「きれい!!」

そう言って、少しホッとしたような顔だったのが忘れられません。

その言葉を三女から聞けただけでリペアした料金の元は取れたかな(笑)
あと、私も飾るだけよりも使って傍に置きたい、という気持ちが強いのでこれでよかったのかも
( *´艸`)

三女はロクソクの光が好きだというので、休日の朝ご飯にはこうしてキャンドルを灯してます。これからも使ってあげられるよう、大切にしたいです。

キャンドルを灯したダイニングテーブル

修理をお願いしたお店

漆器工房ぬしや様

漆器工房ぬしやさんは壺や花器、カップや湯飲み、ガラス製のものなどを金継ぎなどの技法で修復されています。
お見積もりやリペアの相談にも乗っていただけるようなので、「もう一度使いたいけど、どうしよう…」というお品が手元にある方はひとまず相談されてみてはいかがでしょうか

住所・送付先
漆器工房ぬしや 八木茂樹
〒922-0103 石川県加賀市山中温泉長谷田町リ313-2
電話・FAX 0761-78-0252
携帯 080-1956-1983

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