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2020-12-22

【つれづれ】わたしの夫は、なにもしない

片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。

専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理

姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。

SNSで見る『ご主人』

SNSで「夫がこんなことしてくれました!」「夫が●●を作ってくれました!」という投稿を見るたびに、『うむむ』という何とも言いようのないむずむずした気持ちが湧いてきます。

だって、私の夫は、
残念ながら何もしない。

料理しない
台所に立たない
お菓子作りしない
掃除もしない

毎日ワンオペ
花束も買わない
記念日は忘れてる


わたしも人間なので、いつも聖人でいられなくて。たまーに気持ちが落ち込んだ時に『夫がこんなことをしれくれて』という投稿を見ていると羨ましいなぁ、と比べてしまったりします。

でもね、

いまはあまり落ち込まなくて済むようになりました。

その分かりやすい理由をゲッターズ飯田さんが書いてくれていたのでツイートを引用させてもらいます。

ある時を境に、
「ない」ではなくて
「ある」ことに目を向けることを
意識するようにしたんです。

夫がしてくれていること

さっきの『してくれない』『してくれていること』に言い換えてみましょう。

料理しない
→どんな料理も絶対食べるし、残さない
→自分が作れないから、作ってもらうことに対する感謝がスゴイ

台所に立たない
→わたしが料理をするのを邪魔したくないらしい
→私が立たれて欲しくない人だった(笑)
→タコ焼きはくるくるしてくれるよ

→最近、コーヒーメーカーも使えるようになりました
→ちょっとずつ成長中

お菓子作りしない
→その分、三姉妹がお菓子作り好き
→子ども達のお菓子は絶対美味しいって言う

掃除もしない
→部屋が散らかろうが、ホコリが積もろうが気にしないでいてくれる
→何も言われないから頑張ろうと思う、妻の性格をよく知ってる
→「ホコリで人は死なない」という名言を吐いた過去があり

毎日ワンオペ
→毎日日付が変わる寸前まで会社に居る
→遅くなったら「遅くなってごめんね」って言ってくれる

→自分も大変なのに私対する素直な気遣いがスゴイ
→むしろ私の方が言ってないかも…(反省)

花束も買わない
→そういえば母の日に子ども達と一緒に買ってくれた
→忘れてたゴメン(笑)
→お花は無いけど、美味しい物を食べに行こう、って誘ってくれる

記念日は忘れてる
→忘れたときは素直に謝る
→「ケーキ食べたいなー」っていうとコンビニスイーツくらいは買う

あとは、家族でハワイに住むという貴重な経験をさせてくれました。

鳥肌が立つほど英語が苦手だったのに、ホームステイしながら現地の語学学校で猛勉強して、現地の大学への入学を決めました。

「現地の大学に入ることが家族帯同で住む条件だったから」

ただ、その一心だったと後から打ち明けてくれました。

夫がしてくれたこと・2

なによりも。

2015年のとき、どうしても『人の家で片づけを失敗した理由』を突きつめたくて、整理収納アドバイザー1級の資格を取りたかった私の願いを、渋々ながらも受け入れてくれました。

当時から整理収納アドバイザー1級の資格は、地方に住む者には取得するハードルが割と高い資格だったんです。

値段も高い。
大阪に行くための交通費も往復でかかる。
早朝から夜おそくまで家を空けないといけない。

今みたいなオンライン受講という手段もなく、数少ない大阪で開催される予備講座を2日間受けて本試験と2次試験も受けないといけない、早朝から大阪に行かなくてはいけなかった整理収納アドバイザーの資格を「どうしても納得いかないならやってこい」と言って受けさせてくれたんです。

その後に整理収納アドバイザーになることを諦めたときも何も言わなかったし、さらに改めて整理収納アドバイザーとしてこの資格を仕事に昇華すると決めたときも、「それは仕事になるの…?」と言いながらも起業してからずっと見守ってくれた。

いまは、少しずつ私の仕事のことも認めてくれて。

「今日はどこの片づけ?」
「喜んでもらえてよかったな」
「あまりムリするなよ」

と、今までよりも関係性が変わってきたのを感じるんです。
休日に仕事が入って家を留守にすることになっても「いってらっしゃい」と送り出してくれます。

私が自分でお金を自分で稼ぐようになったこと以上に、社会とのつながりを持っていること、子どものこともありながら仕事している部分を認めてくれるようになったのは、単純に嬉しいなって思うんです。

「ある」ことに目を向ける

大事なことは、
目に見えない。

見えぬけれども
あるんだよ、
って
書いていたのは
詩人の金子みすゞさん
でしたっけ。

わたしも最初は周りの「やってくれている」ご主人が羨ましくて仕方なかった。夫に不満が無いわけでは無いけど「あそこのご主人はしてくれているのに、うちの人はしないなぁ」と思ってたのは事実なんです。

でも、家の中の片づけをしていくと
『自分軸』が見えてきて
人と比べなくなりました。

整理収納アドバイザーの資格を
取ろうと思ったときの、夫の
寛容さに感謝できるようになった。

探せばちゃんと「あった」んです。
してくれていたこと。

今回は
片づけていくことで
視点が変わると
見える世界は変わるよ、
という話でした。

視点を変えちゃう、
人生を変えちゃうくらいの
片づけをしたい方は
お片づけサポート等を通じて応援します!
一緒に頑張りましょうね。

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