<子どもと夏休み>日記作文を書く前に!作文メモのススメ
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姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
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ありもとようこです。
はじめに
前回書いた記事『感想文メモ書きをインタビュー形式のススメ』がよく読まれているみたいで、とても嬉しいです。お読みいただきありがとうございます!
実は、姫路市の小学校は夏休みの作文に『読書感想文』か『日記作文』を書くかを選ぶことができます。5年生以降は『日記作文』は無くなっちゃうので、低学年限定ですが。
『日記作文』とは別名『生活作文』といって、夏休み中にあった出来事を作文形式で作文用紙に3枚ほど書くというもの。読書感想文よりは書くのが簡単なので、低学年のあいだはこちらを選ぶお子さんも多いようです。
しかしこちらも、お子さんにただ書かせようとするとつまづくことが多い宿題です。
わが家は、こちらもインタビュー形式で子どもと一緒に作文メモを作ってから書かせています。今回はわが家のインタビュー方法を書いていきますね。
今年の作文は終わってしまった、という方も来年の参考となれば幸いです。
インタビューのススメ
子どもに『日記作文を書いてね』とお願いしても
「どこに行ったっけ?」「なにをしたっけ?」
と親に聞いてきたり、
「楽しかった」「おもしろかった」
という、アバウトな答えしか返してこなくてガッカリすること、ありませんか?
実は、子どもは小さい内は時間の感覚がそこまでハッキリしていないので『いつ・どこで・なにをしたか』を具体的には覚えていなかったりします。
そこで大事なのは、作文を書く前に「作文に書く情報を整理させる」こと。
そのための情報を子供から引き出すのが、インタビューの目的です。
インタビューの聞きかた
時系列で聞く
日記作文は時系列で書いていくのが書きやすいので、『○日に海に行った』『○日にお祭りに行った』など、時間の経過を追って聞いていくのが一番効果的です。
読書感想文の場合は全体を読んだ後に『面白かった場面、ためになった場面』など、場面ごとに感想を言ってもらうので、その点が一番の違いかも。
上の写真は、今回三女の日記作文を書くのに私が書いたメモです。
聞きながらメモを取ってるので、汚い字ですみません… ;つД`)
日時、場所、やったこと
過ごしたことを思い出してもらうために、5W1H(だれが、いつ、どこで、なにを、なぜ、どのように)を聞いて、話を詳しく掘り下げます。
私が今回聞いた内容は、下の通り。子どもに分かりやすいように聞き方はちょっと変えてます。
- 日時(いつ)
- 場所(どこで)
- 誰と
- なにをしたか
- どう思ったか
行った場所の特徴
行った場所だけではなくて、その場所で印象に残ったこともメモしておきます。行った場所で自分がどう感じたか、メモを見ながらでも書き加えやすくなりますよ。
上の写真はわが家が今年の夏に行った宮崎の高千穂峡。その時の日記メモが下になります。
この部分、私じゃなくて三女が夫と読んでいた立て看板のことを思い出したので、書いただけ。場所の名前を言ってあげるだけで子どもは思い出せるんだと、改めて感心しました。
自分がどう感じたか
これは、出来る限り丁寧に聞いてあげて欲しい項目。 これがあるだけで日記作文がぐっと厚みを持つと思います。
こちら、宮崎にある『高森湧水トンネル」。この場所に行った時のメモが、こちらです。
感想が(笑)
とは思うけれど、これも『その子の視点』という意味では面白いと思うので、あえてメモしておきました(笑)
さいごに
日記作文も、読書感想文も『その子の感じたこと、感じた気持ち』が沢山書かれてあると、ただ『面白かった、楽しかった』よりも読み応えのある日記作文になると思います。
インタビューは確かに大変ですが、お子さんと夏休みの思い出を振り返られる良い機会だと思って、楽しい思い出を沢山聞き出してあげてください。
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