<子どもと夏休み>感想文のセンセイ誕生!?インタビュー形式のススメ
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姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。
はじめに
夏休みも中盤を過ぎてますが、いかがお過ごしですか?
旅行、お祭り、花火、などなどこの時期に楽しいイベントが盛りだくさんですね。
しかし夏休みも中盤を過ぎてそろそろ気になってくるのが、大物の宿題たち。
読書感想文、
絵画・ポスター、
自由研究・工作
終わってますか?
…わが家の子ども達は、ちょっとずつ残ってます(´・ω・`)
でも先日、小学6年生の次女が読書感想文を書き上げました!
本を読みながら途中で『読書メモ』を書くのは面倒だからイヤだ!と怒っていた次女は、インタビュー形式で読書感想文メモを作成したところ割とうまくいったので、その方法を紹介します。
読書感想文を書かせる方法
『読書感想文 書く 方法』なんて言葉で検索すると、沢山の皆さんの工夫している方法が出てきます。
- フセンを3種類使って『面白かった』『感動した』『ためになった』と思う場所に貼り付けて後から参照する
- 大きなフセンに『面白かった』『感動した』『自分ならどうする』という意見を書いて、それを並び替えて文章を作っていく
どうしてすぐに書けないか
なぜ作文用紙を目の前にしていきなり感想文を書くことが難しいかというと、「情報の整理」が出来ていないからです。
●本を読んだ感想
●読んだ前後の意見
●自分だったらどうするか
などの、「読書感想文を書くための自分の気持ちや意見」が整理されていないままいきなり作文を書こうとするのは、大人でも難しいわけです。
たまに読書慣れしてて、自分の意見も出し慣れて、感想文を不得意としない子もいます。いますが、小さいうちからそこまで心の成長が早い子もそうそういないわけで…。
自分でやるのが苦手
うちの次女も「読書メモは書けない」と言いました。
読書感想文を書くためじゃなく、物語を読むことに集中したい。
メモを書こうとすると集中が途切れてしまうのが嫌なんだそうです。
そう思う気持ちって大事にしたいなと思ったので、メモ形式はやめました。
インタビュー形式
良い方法がないかな、と探している時に見つけたのがTwitterで高川朋子さんが紹介されていたインタビュー用紙。
→高川朋子さんTwitter
あと、同じく面白いなと思ったのがTwitterの佐野妙さんのインタビュー漫画。
→ねとらぼさんの特集記事
→佐野妙さんの元ツイート
今回は、佐野さんのインタビュー方式を使って読書感想メモを作っていくことにしました。
雰囲気作りもぬかりなく
やはり、インタビューするからには雰囲気作りが大事、ということでインタビュー現場の雰囲気を作ってみました。まずは飲み物だろう、ということで次女は梅シロップドリンク、私はカフェオレを。美味しい飲み物があるとちょっとテンション上がります。
そしてマイク。インタビューされているならば必須アイテムかなということで、おもちゃのマイクも使います(笑)
最後は口ひげ!
これは完全に悪ふざけだけど、次女に「ヒゲも作ろうよ」と言ったら見事な口ひげを作ってくれました。ちょっと得意気(笑)
こうして『感想文のセンセイ』が誕生したので、いよいよインタビュー形式で聞いていきました!
インタビューをしていく
先ほどの佐野妙さんのインタビュー質問項目を参考にしながら、感想メモを作っていきます。
聞いていく項目は 「本を読んだきっかけ」「印象に残った文章」「(自分と)登場人物の共通点」「本を読んでいない人へ伝えたいこと」など10項目。
ここで、この質問項目に入っていないわが家のポイントは「あなたならどうする?」という点を出来る限り具体的に、掘り下げて聞くこと。
- 面白い→どんな風に面白かったか、自分ならどうすると思うか
- 凄い→自分と比べてどんな点が凄いと思うのか、自分ならどうするか
- 自分ならどの登場人物が好きか、また、その人なら自分はどう行動するか
- 前半と後半の感想を、それぞれ感じたこと
- 自分の今の生活を振り返って、その本から参考にしたいこと
そして、インタビューしながらとにかく私がメモをしていきます。
文字の量としてはかなりありますが、子どもも書くんじゃなくて喋ると思ったことがポンポンと出てくるので、頑張ってメモしました!
小ワザ集
文字数を稼ぐ方法として
- 口語で書くのではなく、書き文章で書く
- 本のタイトルを本文内に挟んでみる
- 作者の名前、あとがきに書かれたことを引用する形式で書く
一番最後の方法は最終手段です(笑)
引用するにしても2行~3行程度に収めた方が良いですよー。
かかった時間
感想メモに2時間、作文用紙に書くのに2時間くらいでした。
次女は小学6年生なので、その分書く物量も多く、途中で投げ出しそうになりつつだったので、この時間で書けたのは偉いのかも…?
このイタズラ書きは、投げ出しそうになっていた時に書いてたものです。
感想メモの効果
感想文メモの威力は、頭の中でふわふわとしていた感想を「誰かに向かって話をする」という行動を通して自分の中で感想をハッキリとさせられます。
あとはそれを、構成も考えながら具体的に文章にしていくだけ。
イチから「感想文を書け」と言われるよりも、メモがガイドになっていたからなんとか最後まで書けたそうです。よかった!お疲れ様ー!
さいごに
お子さんに付き合う時間は必要になりますが、もしも感想文の作成に時間がかかるようであれば、こういった形でサポートするとすんなりと終わることもあります。
片付けをして家の中が整っているかと、他の家事で必要となる時間を減らすことに繋がります。そして、その余った時間って、こうした子どもをサポートすることもできるんです。
私も、子ども達が自分で全部出来るようになるまでは、もう少しだけこうしてサポートを頑張ろうかな、と思います。
…早く出来るようになって欲しい、というのも本音(´・ω・`)
追記(2019.8.27)
Twitterのタイムラインを読んでいたら、とても素敵な読書感想文のツイートを見つけたので追記しておきますね。
「自分で書いていても本当に自分が思ったことでないような違和感」
僕は、日本中の読書感想文の宿題に苦しむ人たちを、そのつらい気持ちから助けたいと思ったんです。
田中泰延 on Twitter
『自分が読み返したい文章を書く』
テクニックだけではなく、これも大切な視点なのかも。
お読みいただきありがとうございました!
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