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2020-06-05

<親子の片づけ>「捨てちゃうよ」は効果ゼロ?言わない方がいい理由

片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。

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姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。

子ども達も分散登校が始まって、少しずつ日常が戻ってきた気がしますね。
でも、引き続き油断せず予防に努めていきたいですよね。

さて、今回はステイホームの間に気になった人もいるのではないでしょうか。
『親子の片づけの時の声をかけるコツ』と、その理由です。

親子の片づけ

子どものものを片づけようとして、つい口から「捨てちゃうよ」と言ってしまうこと、ありませんか?

何を隠そう、私も子どもが小さい時は

「いらないなら捨てちゃうよ」
「大事にしないと捨てちゃうよ」

と、ずっと言ってました(^^;

あまり効果はない

実は、自分の以外の誰かに片づけて欲しいとき、

「捨てなさい」
「捨てちゃうよ」

とは言わない方がいいんです。それは、なぜだと思いますか?

私が出した答えは

【人に言われて決めることではないから】

です。

仮に、自分が親から

「いらないなら、捨てちゃうよ!」

と言われたら、どう思いますか?

素直に「はい、わかった」と手放せる人って、なかなかいないのでは…?


少なくとも私は親がどうしてそんなことを言うのか分からないからイヤな思いをするだろうし、その理由が納得いかない限りは捨てたいなと思わないだろうと思います(´・ω・`)

捨てる=イヤなこと?

もしも「捨てる」と宣言して、捨てたとします。親の立場から見たら

①何度言っても片付けなかった
②「捨てちゃうよ」と言っても平気な顔
③腹が立って本当に捨てた

こんな流れかなと思います。
では、子ども達の立場から見たらどうでしょう?

①また使おう(遊ぼう)と思って出していた
②お母さんは「捨てちゃうよ」と言うけど理由が分からない
③使おうと思ってたのに無い!ヒドイ!
 「捨てる」ってイヤなこと!

逆の立場から見ると、全然違いますね。

ただ「片づけなさい」と言葉だけで連呼して「捨てちゃうよ」と言っても平気な顔をするから本当に捨てた

という事実は、子どもにとっては

自分なりの理由があって置いていたのに、お母さんが「片づけなさい」って言いだして勝手に捨てた

という『片づけ=イヤな思い出』としてしか残りません。

片づけて欲しくて言っているはずの『片づけなさい』という言葉が、子どもにとってはイヤな思い出としてしか残らない、って皮肉ですよね(-_-;)

アプローチを変えてみる

「捨てる」という言葉が口から出そうになったら、ちょっと深呼吸。

子どもを怒ることと、片づけられる人になって欲しいことは別だと思ってくださいね。

おすすめの言い方は、こんな言葉です。

●『もう使ってないみたいだけど、どうする?』と聞いてみる
●『バイバイしたらイヤかな?』などのら柔らかい表現の言葉に言い換える
●子どもが「捨てたくない」と言ったら、理由を聞く
●捨てにくそうにしていたら『捨てるのを保留する期間』を設ける

こんなことを意識してみませんか?

あとは、『親が片づけたい理由を子どもに伝える』ことも大切。


このカオスな和室、去年の夏休み明けのわが家です(笑)
この次の日に来客があったので「次の日にお客さんが来るから部屋を片付けて」と言ったら20分ほどで元通りになりました。

子どもが片づけてくれない、と思ったら

「私は、どんな目的で子どもに片づけて欲しいか」を、きちんと伝えることから始めてみてくださいね。

そして、『私はこんな言い方をしてる、効果があるよ!』という良い方法があったら、教えてください♪

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いつはこの記事は、元々はLINE公式アカウントで2020年4月16日に配信したメッセージの内容を記事化したものです。
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