気持ちを言葉にする
変わらない景色
少し前から帰省しています。
昨日は久しぶりに1人の時間を持たせてもらって近所散策をしていました。
20年近く、いやもっと前から変わらない景色。
変わりばえのしない景色だと思っていたけど、絶えず変化していく今の社会の中で【ずっと変わらず】ここにあること。その貴重さに今回改めて気が付いて、いつの間にかこの景色に【愛着】を持っていたのだと気が付きました。
片付けの仕事をしてますが私自身も【愛着】を持つものは沢山あります。だから大事なものは手放す必要は全く無いと思っています。少なくとも「手放さないといけないかなぁ」と、【自分が意識】をしている間は。
気持ちを言葉に
ある物を目の前にした時に「捨てたくない、手放したくない」と思う理由を冷静に言葉に言い換えてみると、すんなり片付けが進むことがあります。
その「捨てたくない理由」とは
- 愛着
- 執着
- 未練
- 心残り
この言葉を辞書で調べてみると
【愛着、執着】とは「ある物事に強く心がとらわれて、諦めきれないこと」
【未練、心残り】とは「諦めきれないこと、あとに心が残って心配したり残念に思うこと」
なんだそうです。この違いが分かりますか?
あなた自身が「大事にしたい」とずっと変わらずに想っていて、その気持ちを優先したいのは【愛着・執着】。
まだ使うかも、高かった、誰かに貰った、まだ使ってない、など自分の気持ち以外の理由があって手放せないのは【未練・心残り】。
物を手放せないなと感じるのが一体どの気持ちからくるのか、それを意識して欲しいなと思います。
もしも【未練がある・心残りになる】と思うものをどうしても手放せないとしたら、これからは活かして使ってあげられるようにしてあげたらいいですよ!
まとめ
ただ、気持ちが【愛着・執着】だから、とか【未練・心残り】と言ってもすぐに分かりにくいかも知れません。
「片付けたいけど、迷ってしまうのがどうしてなのか分からない」そんな、気持ちを判断できない時に一緒にお手伝いさせてもらうのがアドバイザーの仕事です。
沢山の方にその考え方や方法をお伝えしていけるように、自分のお伝えするスキルも磨いていかないと!と変わらない景色を見て気持ちを新たにしました。