『好き』でもなく、『苦手だった』でもない、私が片づけを伝える理由
片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。
専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理
姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。
アドバイザーになった理由

整理収納アドバイザーと呼ばれる人が増えてきて、片づけについて伝える人もたくさん出てきているなぁと思います。
実は以前、とあるアドバイザーの集まりでこんな質問をされました。
「アドバイザーになった理由って2通りあるんだと思うんです」
その人が言うには
〇片づけが好きでたまらなくてアドバイザーになった人
〇元は片づけが苦手で、勉強してアドバイザーになった人
わたし、残念ながらどっちでもなくて、この質問をされたときに『3番目の理由』が私の原動力なんだと気が付きました。
私が伝える理由

自己紹介で、私は子どもに「片づけなさい」と言っていたという話は何度もしてます。
この言葉って
「自分の言っていることが
正しいと思いこんでいた」
ことが原因で出ていた言葉だったんです。
「片づけなさい」を連呼していたころの私は、とても高慢なお母さんでした。
親子関係は上下関係だと思っていたんです。
- 私の子育ては正しいから言うことを聞いていたらいい
- 私が言っていることをは間違いがない
- 子どものために言ってあげている
- 子どもは私がいないと何もできない
- 私は家族のために自分を犠牲にして頑張らなくては
その頃は専業主婦で子育てが自分の仕事だと背負っていた部分と、子育てをすることで自己実現をしようとしていた気持ちが重なっていました。
片づけを通して学んだ、親子関係のこと
片づけには一つ大きなルールがあって『自分のものしか自分で判断できない』といわれています。
このことを知ったとき、今までの自分の価値観がガラガラと音を立てて崩れ、頭を殴られた感覚がありました。
家族のものは、家族に聞く
子どものものは、子どもに聞く
あと、わたしの家族に対する声掛けはガラリと変わりました。子ども達の話を聞こうとし始めたんです。
そして、片づけを通して子ども達に聞いていく中で、物の片づけをしている間は親子関係が人間関係になる感覚がありました。
子ども達もそれぞれの考えがある、ということに気が付いたんです。
好きでもなく、苦手だったからでもない
片づけが好きではない、と書いたのは自然と生活の中に溶け込みすぎて敢えてやってるわけではないから。
苦手だったからでもない、と書いたのは苦手だったという意識がなかったから(笑)
アドバイザーになってから『片づけが苦手だったのかも知れない』と気がついた、そんなパターンです。
私が思う『片づけのメリット』とは

片づけにはメリットがあると言われてます。
〇探し物が無くなる(時間のゆとり)
〇節約になる(お金のゆとり)
〇気持ちよく暮らせる(こころのゆとり)
これらが基本です。
このメリットが伝わらないと片づけのサポートは成り立たない。でも、これら以上に私が思う『片づけのメリット』とは 【自分以外の人の価値観を受け入れられること】つまり
人の価値観はそれぞれ違うと気が付けたこと
これに尽きます。
これに気が付けたから、私は片づけに救われました。
救われたから、誰かを救いたい

「たかだ片づけ」
「片づけって、後片づけのイメージ」
「片づけって、後始末なんでしょう?」
そんな風に思ってい人もまだ多く、私自身、今でも言われることもあります。
私は片づけのおかげで
イヤなお母さんに
ならずにすみました。
今もいいお母さんだとは
思ってないし、自分の子育てが
正しいとは思ってません。
でも、救われたことには
間違いがないから。
だから、片づけをツールとして
悩んでいる人と悩みを共有して
一緒に解決の方向を見ることが
できたら。
それが、私が
片づけを伝えようと思った
一番の理由です。
「好きじゃない」と書く、その理由
「好きじゃない」と書いたのは、『好き』という気持ちを相手に押し付けになってしまうのを避けるためなんです。
私は『いいことだから勧めたい』という気持ちで向き合うと、自分の価値観を押し付けることになる。
だから、気持ちの距離を置くため、自分の片づけとの向き合い方を客観視したくて「好きではない」と考えてます。
好きじゃないけど、
何時間作業しても
何時間考えていても
まったく飽きない
それが片づけを仕事として続けられている理由なんだろうな、と思います。
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