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2020-07-23

【つれづれの想い】片づけられないことは、悪いこと?

片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。

専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理

姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。

化粧品売り場に男性が

先日、ツイッターを見ていたらこんなツイートを目にしました。

「この色とっても素敵ですよね、試してみますか?」

マニュアルがあるのかもしれない。
性別関係なしに接しなさいと研修があるのかもしれない。

でも、明らかに男性と分かる方が化粧品売り場に来ていたら、私はそんな風に声を掛けられるだろうか、と思うんです。

このツイートを書いた方のnoteも色々考えさせられたので、是非ご覧ください。

『ツイートがバズったわたしは、口紅を買えてない』https://note.com/liegirl_1chan/n/n8fe99294daf6

言葉を選ぶ力を

最近、とてもありがたい事に訪問お片づけサポートに行って、直接お客様と片づけができる機会が増えてます。

その中で気になるのが、しまい込むことや手放さなくては、という片づけへの思い込みと、手放せない自分のギャップに苦しんでいる方がいること。

ただ、なんとなく

私は、片づけられないことも散らかってることも、等しく悪いことではないと思ってます。

だけど。

ただ、
なんとなく、
置きっぱなし。

これはやめた方がいい。

置き場所が無いから。
どうしたらいいか分からないから。
考えることが難しいと思ってしまうから。

置きっぱなしにする。
見えてても放置する。
不便になってもそれに甘んじてしまう。

そうではなくて、
意思を持ってあげて欲しい。

そこに「物を置いている」という意識があれば、
置きっぱなしでも散らかっていても、
それは問題ないと思ってます。

そして、「片づけなくては」と人知れず苦しんで、一人では判断ができない方がいるなら。
知識と経験で寄り添って、その方たちに寄り添うのが整理収納アドバイザーの役目なんじゃないかと。

完璧に全ての人を包むのは難しいかもしれない。ただどんな人でも救えるよう、言葉を選ぶ力を諦めてはいけない。もしも少しずれてしまったとしても、真剣な表情を前に、きらわれることはない。そういう想いは言葉を飛び越して、より濃く伝わってくるものだ。

『ツイートがバズったわたしは、口紅を買えてない』より引用

男性でも高齢の方でも、お片づけに悩みはあるはず。

そんな人たちが声をあげてサポートを求められる時代になるように。

片づけられないことは悪なのか。
部屋が散らかっている自分はダメなのか。

片づけのお手伝いしながら、
その部屋の中で精いっぱい頑張ろうとする方が、
少しでも救いになるような言葉を選べる人でありたい。

そんな風に思います。

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