<片付けを考える>どっちがいい?1ヶ所にまとめる収納 vs 使う場所ごとに収納①
片づける勇気で、人生に愛と希望を
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姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。
はじめに
久しぶりに「片付けを考える」を
更新です。
今回は、年末に
「収納する方法って難しい」
という相談を受けたことがきっかけで
書いてみました。
今回は、こんなお悩みを持つ方の
ヒントになるかも知れません。
- 物の整理はできるけど、しまい方が難しい
- 一か所に収納する、使う場所で収納する、この違いって?
- それぞれの収納のメリット・デメリットって?
- 自分に合ったしまい方が知りたい
ではいってみましょー。
ものをしまう、ということ
自分がしまっていた通りに
家族がしまってくれないって、
よくよく考えたら不思議ですよね。
わたしはこれで良いと思って
収納しているのに
家族がそれを実行してくれない。
便利にしてるはずなのに!
なんでやってくれないの!
なんて、イライラしてしまうことや
もういいや、と諦めモードになって
しまうことも…。
今回お伝えするのは、
1か所にまとめて収納する方法と
使う場所ごとに分けて収納する方法では
どう違うのか、ということ。
収納のメリット・デメリットを知って、
生活スタイルに合った収納に
変えるだけで、片づけやすいしくみに
変わることもあるかも知れません。
1か所にまとめて収納
一か所にまとめて収納、これが
しまい方のベースになります。
メリット
- 『なにがどこにしまっているか』が分かりやすい
- 戻す場所が分かりやすい
- 在庫が全て集まっているので、持っている量を把握しやすい
- 置き場所が一か所に固まっているので、在庫の減りが分かりやすい
- 在庫がハッキリしているので収納用品の大きさを決めやすい
デメリット
- 使いたい時に、置き場所に取りに行かなくてはいけない
- 戻す時も元の場所に戻しに行かなくてはいけない
結論
一か所にまとめるのは
メリットも多い収納方法ですが、
『使いたい時にすぐ使えない』
『戻す時は戻す場所まで持って行くのが手間』
というデメリットもあります。
この収納方法に適したもの
例えばわが家では
- 文具
- 工具
- 日用品(ティッシュ、トイレットペーパーなど)
- 洗剤類
- 掃除道具(モップ、ハンディクリーナー)
- 食品
- 書類(ホームファイリング)
このあたりの品々を
一か所にまとめて置いてます。
- 家族で在庫の量を共有したい
- 家族で置き場所を共有したい
- アイテムを使う場所が一か所だけ
- 一か所に固めていた方が使いやすい
こういった『目的』があるものは、
一か所に置くといいです。
使う場所ごとに収納
実は、先日から
わが家にあるハサミの本数の記事や
使っているフェイスタオルの枚数を
記事にしていたのは、理由があって。
『使う場所ごとに収納する』
メリットを見ていただきたかったんです。
よかった、ようやく披露できそう(笑)
それではメリット・デメリットを
見ていきましょうー。
メリット
- 『なにがどこにしまっているか』が分かりやすい
- 戻す場所が分かりやすい
- 使いたい時に、置き場所がすぐ近くにある
- 戻す場所が使う場所のそばにある
デメリット
- あちこちに置くため、アイテム数が増える
- 置き場所がバラバラになる
- 持っている量が把握しにくい
- 在庫の減っているのが分かりにくい
結論
使う場所ごとに分ける収納は、
使いたいアイテムを
取りに行く時間は短縮されるけど、
在庫が無くなってしまっても
把握しにくい、というデメリットも
持ってます。
もうお分かりかと思いますが、
一か所にまとめる収納と
使う場所ごとに分ける収納って、
メリット・デメリットが真反対
なんですね。
この収納方法に適したもの
私の場合、こんなものを
使う場所ごとに置いてます。
- 消耗品で無い品物(短期間で在庫が無くなる心配がないもの)
- 使いたい場所があちこちにあるもの(取りに行く時間が面倒と感じるもの)
- 使う場所ごとにアイテムを増やしても構わないもの
- 使う場所ごとに収納場所を確保できるもの
例えば、バスタオルは
お風呂上りにしか使わないから
一か所にまとめて洗面所に収納
あちこちに使う場所がある
フェイスタオルは、使う場所ごとに
分けて収納。
ただし、枚数は決めてます。
おわりに
長くなりそうなので、続きは
次の記事で書こうと思います。
次回は
「一か所にまとめて収納したいのに
家族が元に戻さない問題」
を、ちょっとでも解決できる
ヒントになるといいなと思います。
ではでは、また次の記事で。
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