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2019-03-13

<葉子カメラ>映画「美味しいごはん」上映会撮影

はじめに

お食事処ゆにわ、という大阪市枚方にある小さなごはん屋さんをご存知でしょうか。「当たり前を、ていねいに」を守り通しているごはん屋さん。
そこで出されるおむすびは「ひかりのごはん」と呼ばれ、食べた方の中には涙される方もいたり、ゆにわで食事をしたいからと近隣から引っ越して来られた方もいらっしゃるそうです。

映画「美味しいごはん」は、お食事処ゆにわの一年間を追ったドキュメンタリー。今回、3月7日(木)に姫路市で行われた自主上映会にカメラスタッフとして参加させていただきました。

上映会当日

上映会の会場は姫路市自然観察の森の中にあるネイチャーセンターでした。前日の夜までは割と雨が強かったんですが、当日の朝は雨も上がり、とても良い景色が広がっていました。

雨露をたたえた樹々たちも、とても綺麗。

まずは森歩き

自然観察の森は、文字通り森の自然を観察できます。折角だから上映会の前に森歩きが企画されました。自然観察の森では、親子で一緒に歩けるように道が整備されています。ただし、足下には要注意!

とはいえ、小さいお子さんは森の中の大冒険に興奮。
歩くのに一生懸命で、尻もちをついてお尻が汚れても楽しそうに歩いていました。「こうなることは想定内でしたよ~!」と笑っていたママさんの笑顔が素敵です。

こちらは、キノコだそうです。
人があまり歩かない場所に生えていて、てっぺんの実を押したら胞子がホロホロと出てきます。どんどん出てくる胞子が面白いらしく、キノコがお子さんたちに大人気(笑)

残念ながら途中で雨が降り始めてしまい、散策は途中で中断してしまいましたが、森の中はとても神秘的でした。

上映会と、上映後

上映会をしている間は、お子さんは館外でお留守番。
保育スタッフが総力をあげてお子さんたちを見守っていました。本当に小さい子たちも多かった現場でしたが、最初は泣いていた子たちも、少しずつ落ち着いてきたり寝入ってくれたり、大きいお兄ちゃんお姉ちゃんは小さい子の面倒を見てくれていたりと、温かい雰囲気でした。

0~1歳児さんが多かった現場でしたが、どのスタッフの方もお母さんとお子さんを信じて行動されていました。
「子どもの力を信じること」は、とても難しくて、とてもパワーのいること。 誰一人諦めることなく、最後までお子さんを信じて見守られていた姿が素晴らしいなと思いました。

上映後、シェア会

上映後は、お楽しみの美味しいごはんと映画の感想のシェア会!

上映会のあとは映画にも出てきた、ぴかぴかのおむすびと、こだわりの作り方で作られたお味噌汁が振る舞われました。
映画を観た方は、このおむすびが本当に「ひかりのおむすび」のように見えていたんじゃないかと思います。

シェア会でも「日々のごはん作りが、楽になった」「こうしなくちゃいけない、と思ってしまっていた」と、皆さんが笑顔で話をされていたのが印象的でした。

さいごに

私も「美味しいごはん」を観ました。

ごはんは、ひかり。
そのひかりを作り出す場も整えていくこと。
物に対しても人と同じように語りかけること。

そんな話が映画の中にも出てきて、
お片付けのサポートを本業にしている
自分のやっていることは間違ってないと、
その部分にも強く励まされました。


今でもあの場を思い出しては、これから活動していく勇気を貰っています。
とても尊い時間を分けてくだささって、ありがとうございました。

関連リンク

御食事 ゆにわ(映画のモデルとなったお食事処 *予約必須)

映画「美味しいごはん」

姫路市自然観察の森(今回の上映会場)

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