【つぶやきコレクション&リビングビフォーアフター】独りで片づけたいから声をかけないでください/一人では片づけられないから側にいてください
片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。
専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理
姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。
つぶやきコレクション
一部のお客様に大変好評な『つぶやきコレクション』。
お客様がふと漏らす一言を残したくて、ひっそりと更新を続けています。
今回の2つのつぶやきは、10月上旬に「どうしても一人でできないんです」と言ってSOSを投げかけてくれたM様の言葉から2ついただきました。
10月上旬に初回訪問をさせていただいて以来、継続的にうかがうことで片づけへのモチベーション維持にもつなげてくださっています。
誰が何と言おうと
ご自身で片づけをしているときに、ふとしたはずみに指先をケガされたM様。そのことを周りに話すと
「片づけなんて慣れないことをするから」
と言われたんだそうです。
でも、その後わたしへのメールに書かれていた言葉が、
「誰が何と言おうと わたしは変わりたいんです」
でした。
片づけって、一人でやろうとすると孤独で大変な作業なんです。
最初は周りにしてみるとなぜ急に片づけようとしているか分かってもらえ辛いし、今まで片づけがニガテと言っていた人が急に片づけ始めたら「なにをやってるんだ」と思われてしまうことも。
『でも、わたしは自分が変わるための手段として片づけを選んだのだ』という力強い気持ちをこの言葉の中に感じる事ができました。
いつか部屋の片づけが終わったら、その部屋を見せながら周りの方に片づけたあとの清々しさを伝えていくM様の姿が想像できましたよ!
素晴らしい心意気をこれからも応援します!
独りでやりたいから
この言葉を聞いたのは、M様のご自宅でタンスの整理をされていたとき。
整理収納アドバイザーは、お客様の隣で物が必要かどうかを聞いていくのが仕事の一部ですが、この時のM様はハッキリと
「これは独りでやりたいので、話しかけないでください」
と、真剣な表情で言われました。
「母親が片づけ好きな人だったので、自分が片づけようとしていたらいつも隣で『あれいるの?これは?』と聞いてこられたのが、すごく辛かった」
「集中して服と向き合いたいから、話しかけないで欲しいんです」
「でも、まったくの一人だと片づけられないから、そこに居てください」
初回の訪問サポートの際に、今まで片づけられなかった理由として、お母さまが片づけ好きでいつも部屋の中が整っていたと仰っていたのを思い出しました。
きっと、この片づけをしていく中で過去の自分と真剣に向き合っているのだと思い、静かに見守らせてもらいました。
その結果、袋に二つ分の不要な衣服を出せたんです!
やり切った表情のM様が印象的でした。お疲れ様です!
リビングの一部
ビフォーアフター
その間、私がさせてもらったのはリビングの一部の整理。
こちらがビフォー。テレビの前に荷物が積まれたり、洗濯済の洋服が下に落かれていました。先ほどの作業でタンスが空いたので、今後は洗濯物の直置きは無くなりそうです。
↓
ビフォーを撮り忘れましたが、棚の一部を整えさせてもらいました。
見守る人にもなれます
今回のことで、整理収納アドバイザーはお客様を見守らせてもらう人にもなれるのだ、と勉強になりました。
そして、どちらかと言えば見守らせてもらいつつ一緒に家の中を整えていきたいとも思っています。
もちろん、「これは言わないといけない」と感じることについては譲ることは出来ないので意見させてもらうこともあります。黙っている事でお客様に不利益になってしまうのなら、嫌われてもいいので正直に意見させてください。
でも、お客様がアドバイザーに隣に居てもらうだけでいい、手助けまでは必要としないと希望されるなら。
その時は正直に打ち明けて欲しいと思っています。お客様と同時進行で別の作業をさせていただくので。
お片づけに独りで取り組んでみようと頑張っているお客様が、アドバイザーが隣に居ることでやる気の持続につながるのだとしたら。静かに見守らせてもらう人にもなれますよ。
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