わが家の読書感想文大作戦(2020年版)
片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。
専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
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▶︎個人起業家のオンライン情報整理
姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。
読書感想文
短い夏休みもそろそろ終わりに近づいてますね。
ですが、子どもの感想文が残ってるという方もいるのではないでしょうか?
実はわたし、今はこうして文章を書くことが多いんですが『感想文』っていう宿題は上手に書けないからニガテだったんです。
だからなのか「感想文を書きなさい」と言って子どもに書かせようとしても
▲「面白かった」「楽しかった」で終わり
▲やりたがらない
▲書きたがらない
▲文句をブツブツ言う
などなど、イライラとケンカのポイントが満載…(苦笑)
そしてよく考えたら、私も「面白かった」で終わる作文しか書いてないなーと思いだして反省する、っていう特大ブーメラン(笑)
子どもが、苦手とすること
でも、実は子どもって「感じている」けれど「伝わるように表現すること」がニガテな場合が多いのかな、って思ったんです。
だとすれば、感想文も自分だけで書こうとするとうまくいかないのって当たり前だと思いませんか?
その証拠に「どんな話だった?」って聞いてあげると割と具体的で面白い話をたくさんしてくれませんか。
うちの子達も書くのはニガテなのに、話を始めると『面白さをなんとか伝えよう』と、たくさんの豊かな言葉を使って伝えようとしてくれます。
ということは、この『誰かに伝えようとして頑張って話す言葉』を文章にしてあげたら、よい感想文が書けるのでは…??
インタビュー形式
そこでわが家が導入しているのはインタビュー形式。
どこがどんな風に面白かった、というアバウトな質問よりは順序立てて質問していくことで作文にしやすくしています。質問項目はこちら。
①の質問にしても、
・家の本棚に置いてあった
・お母さんが買ってきた
・指定図書で興味があった
・自分で選んだ
などなど、たくさんの『それぞれのきっかけ』があるはず。
それを引き出してあげると良いと思います。
気を付けていること
ただ、このインタビュー形式も、気を付けないといけないことがひとつ。
・大人が自分の意見を良かれと思って口出す
これだと子どもの本心が書かれた作文にはならないので、私は以下の2点を気を付けています。
本を読まない状態でインタビューする
大人が本を読んでしまうと、どうしても『大人が感じたこと』を混ぜてしまいます。
なので、怖いけど敢えて読まないでインタビューします。
分からない人に向かって分かるように説明してもらうことで、読んでいる人にも分かりやすい作文になります。
話を聞いていくときも、できる限り細かく具体的に質問してあげるといいですね!
『理由』を具体的に聞く
ただ「面白かった、楽しかった、感動した」ではなくて、具体的な『理由』を聞き出すように気を付けてます。
- どんな風に面白かったのか
- どういった場面の、どういった文章が面白かったか
- どんなセリフが楽しかったのか
- どういう風に感動したのか
- 自分だったらどうすると思ったか
などなど、たくさん肉付けして具体的に聞いてあげられると、作文にするときもラクですね。
豊かな作文のために
実は、毎年この作業をするのは結構ホネが折れます。
子どもから話を聞き出すのも大変だし、子ども自身も言葉が思いつかなくてイライラすることもあるし。
でも、ただ「書きなさい」と言って放り投げるよりも、一緒に居て気持ちを聞き出してあげると、今までとは全く違う感想文ができあがるんです。
面倒だけど一日のうちの1時間~1時間半、ちょっとだけ子ども達とインタビューごっこをやってみてはいかがでしょうか。
子ども達の『本当の気持ち』があふれたステキな感想文が出来上がるといいなと、願っています。
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