<書類整理>残してもらえて嬉しかったもの
片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。
専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理
姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。
はじめに
以前開催したセミナーで、いただいたアンケートの中に「子ども関係の書類は、何を保管していけばよいか」という質問をいただきました。その参考にしてもらえそうな出来事があったので、記録も兼ねて記事にしておきます。
親から聞かれた「これ、どうする?」
先日、九州に帰省した際に母親が「これ、どうする?」と言って持ってきたのは大量の私が小学校の頃の書類たち! これでも保育園から小学校低学年の間のみの数年間分なので、期間としては2~3年と、ほんとうにわずか。
内容を確認
保管してくれていた書類の内容は、以下の通り。
- 月間スケジュール
- クラスだより
- クラス名簿
- 電話連絡網
- 給食表
- 学級通信
- 学年通信
- 返却されたテスト
- 書きかたの清書
- 作文帳
- 授業で描いた絵画たち
- アルバム(母のコメント付き)
- 母子手帳(予防接種記録付き)
割とマメな母親だったけれど、フルタイムで働きながらこれだけの書類を保管するのは本当に大変だっただろうなぁと、自分も母親になった今なら頭が下がります。
選んでいきます
さて、それらの書類を重ねるとこんな感じでどっさり。ひとつひとつ、中身を確認していきました。
この中から『残してもらえてうれしかった書類』を右側に分けたのがこの状態。この右側の書類は『自分の自宅で保管してもいいかも』と思ったもの。あとは『そこまでいらない』と感じたので、処分は母親にお願いすることに。
残されて嬉しかったもの
先程母親が残してくれた書類の中から、どの書類が『残してもらえて嬉しかったか』。
1.作文帳
2.書きかたの清書
3.母子手帳
4.絵画
作文帳を現物で残す良い点は、当時書いていた字がそのまま残っていること、想いがそのまま残ること。意外にも、自分自身が内容をを覚えていたこと。
読みながら当時の想いを思い出してちょっと泣きそうになったり、妹のことを書いていたので妹本人に「ちょっと見てごらん」と言って読ませたり。懐かしい想いが蘇っていました。
書き方の清書は『こんなに上手に字を書いていたかなぁ』と、懐かしい気持ちにはなれました。
その他の書類
絵画
絵画はそのまま残してくれていたので、写真に撮って現物は処分をお願いしました。これはこれで改めて見たら凄く思い出深かったですよー。絵画ひとつだけで色々思い出せるなぁと思ったりしました。
母子手帳
母子手帳は予防接種の記録も兼ねているので、主人の分も含めきちんと保存しています。これのお陰で麻疹の予防接種が足りないことが分かったので、昨年打ってきました。
通知表・身体測定表
これは【残してもらえて嬉しいけれど、見返すかというと微妙】な書類たち。でも、親の立場からすると残したくなるんですよねぇ。
クラスだより等
これは意外にも【そこまで思い入れを感じなかった書類】でした。「先生が保護者に向けて書いたおたより」という感覚があったかも。
まとめ
【親の立場】から「子どもに残してあげたい」と思う書類と、【子どもの立場】から「親に残してもらって嬉しい」と思う書類って違うんだなぁと、今回の出来事で感じました。
【自分の立ち位置】が違うと、書類に対する思い入れも違ってくるんですよね。
大事なのは保管できるスペースと相談しながら親である自分が「残したい」と思うもの、子どもが「残して欲しい」と思うものを厳選していくこと。折角の思い出の作品たちも【今の暮らし】を圧迫していくようでは、邪魔なものになっていってしまいます。そんな風に思われることは、思い出の品物たちも望んでいないはず。
お子さんと相談しつつ「残していくもの」を厳選して、思い出も大切にしながら今の暮らしを楽しんで欲しいなと思います。
厳選していくのは大変かも知れませんが、残した思い出たちは何年後かには良い親子の会話の種になるはずですよ。是非とも試してみてください。
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