toggle
2019-09-12

<料理>安心、美味しい『粉だし』で自家製だしが近くにある暮らし

片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。

専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理

姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。

はじめに

市販されているだしパックではなく、
自分で『だし』を取って
日々の食事に取り入れることは、
丁寧な暮らしの象徴のように感じられます。

ただ、天然だしを使いたくても
ハードルが高いと感じて
結局だしパックを使ってしまう…、
そんな経験はありませんか?

今回は、そんな天然だしの
「ハードルの高さ」を解消する、
『粉だし』を紹介します。

天然だしの「ハードルの高さ」

天然のおだし、美味しいですよね。
出来る限り意識してとりたいと、
考えている方も多いのでは?

市販のだしパックも販売されていますが
昔から使われている食材で
だしがもっと手軽に取れたら、嬉しいですね。

でも、だしを取るのって
なんだかハードルが高いと感じませんか?

『だしを取ること』に
ハードルの高さを感じる理由のひとつに

だし殻が出ること

があるのではないでしょうか?

ダシを取った後に残る

汁に浸かったコンブ、

濡れたカツオ節、

味が無くなってしまったイリコ、

こういったダシ殻を、ふりかけなど、
再利用する方法を色々試したものの
再度調理するのが手間だと感じて、
だしパックに頼ってしまっている部分も
いるのでは、と思います。

食材を丸ごと全部、だしとして使う。

だし殻を再利用するのが面倒だと感じるなら、
だしとして使った材料も一緒に食べちゃう。
それが一番の理想のかたちなのでは?

『粉だし』とは

こちらは、姫路で活動している
料理家のyukashiさんに教えてもらった、
『粉だし』について書かれた本です。



*新品本へのリンクはこちら(アマゾン)
『粉だし』で極上シンプルだし宣言

『粉だし』とは、食材を粉末状に
して、だしとして使うこと

そんな方法があるのか、と驚いて
早速試してみました。

すると、本当に手軽なんです!
『粉だし』を使うことで
だしパックの手軽さと
本格だしのおいしさ、
どちらの願いも叶いました。

早速作り方をみていきましょう!

『粉だし』の作りかた

私が『粉だし』にしているのは
以下の食材です

  • こんぶ
  • かつお
  • イリコ
  • 干しいたけ
  • 切り干し大根

『粉だし』のコツは、
食材の水分を抜くこと。

フライパンで火にかけたり、
電子レンジに少しかけるなどして
食材が手でパキパキと割れるくらい
乾いた状態にしておきましょう。

基本:こんぶ

80g程度のこんぶを小さく切り、
フライパンで火にかけるか、
電子レンジにかけて水気を飛ばします
注意して様子をみないと焦げるので
気を付けて!

その後は、ミルにかけて
少しずつ粉にしていきます。

小さじ1で3人前程度のだしを
取ることができます。

基本:かつお

花かつおを直接ミルに入れて、
粉にしていきます。

味噌汁のだしとして使ったり、
おひたしの食材に直接振って使うことも
できますよ。

基本:イリコ

イリコは、ただ水分をとるだけでなく、
頭やハラワタを取り除いてから
粉にしていきます

わが家では500gほどイリコが入っている
大きな袋で購入して、フライパンで
炒ってから、まとめて頭とハラワタを取ります。

↑つまみ食いの手も伸びてくる~(笑)

この状態になったら粉にします。
家にある瓶に入れて、チルド室で
保存してます。新鮮さが長持ちする気がして。

使う時は4~5人分のお水に
小さじ1くらい。

イリコの粉はお味噌汁と相性ばつぐん!
美味しいお味噌汁が出来ますよ!

応用:干しいたけ

中華スープなど、和風以外の汁物を作るのに
使っています。

これくらいの量を電子レンジで
30秒~1分くらい加熱して水分を
飛ばします。
あら熱が取れたらミルで粉に
してくださいね~。

お試し:切り干し大根

思いつきでミルにかけたので、
粉になってません(笑)
食材の水分を取ったら、もっと
粉になるんだろうと思います。

実は、切り干し大根はだしとしても
味が濃くて優秀!
このままの状態でもお味噌汁に入れたら
だし&お味噌汁の具として美味しかったです。

手間を楽しめる方法を選ぶ

ここまで『粉だし』がおすすめ、と
書いてますが、決して面倒くささが
無いわけではありません。

電子レンジやフライパンで
水分を飛ばさないといけないし。

粉にするのに、ミルも使わないと
作ることができません。

こういった場面で大切なのは
「自分が面倒と感じない方法」を選ぶこと。

  • 食材をだしとして丸ごと使いたい→粉だしを作り、使う
  • だし殻を調理することは面倒じゃない→普通にだしを取る
  • 時間が無いから天然だしを使うのも省きたい→だしパックを使う

楽をする方法もたくさんあって、
でも、ちょっと手間をかけたら
食事が豊かになる方法もある。

時間が取れる時は他の方法を試してみるのも
きっと素敵なことですよ。

私は『粉だし』をまとめて作ることに
手間をかけ、普段の食事作りは少しでも
時短できるようにしたいと考えて、
この方法を選んでます。

イリコだしで作るお味噌汁は本当に味が濃くて
子ども達は一発で「美味しい」と見抜きます。
イリコだけでも、是非試してみてみませんか?

おわりに

『天然だし』と『だしパック』の
良いところを合わせたような、
『粉だし』の紹介でした。

美味しいだしをいただく食事を
日々の暮らしの中で
無理なく続けられる方法の一つとして
『粉だし』生活、いかがでしょうか?




*新品本へのリンクはこちら(アマゾン)
『粉だし』で極上シンプルだし宣言

次回は愛用のミルを紹介します!
お楽しみに!

関連記事