toggle
2020-09-09

【つぶやき】バチが当たるというなら、私が背負うから大丈夫

片づける勇気で、人生に愛と希望を
片づけを通じて『人生の新しい道を見つける』お手伝いしています。

専門分野:
▶︎親子の片付けコミュニケーション
▶︎家庭の書類整理
▶︎個人起業家のオンライン情報整理

姫路市を中心に「勇気と希望を育む片づけ講師」として
片づけのサポートをしている
ありもとようこです。

80代のおばあちゃまと

9月8日は、リピーター様の訪問お片づけサポートでした。
訪問やオンラインに関わらず、お客様と一緒にお片づけの作業できるのは、やっぱり力が入るし楽しいです。いつもご依頼いただきありがとうございます。

そんな今回は、リピーター様のお義母さまの物を「お義母さまと一緒に整理収納してください」というものでした。
その方はお年が80歳代のおばあちゃま。人生の大先輩です。

その世代の方は物への執着が激しい方も多いので不安が無かったわけでもないけど、とにかくやってみよう!の気持ちで作業しました。

おばあちゃまの一言が

しかし、おばあちゃまは頑張られました。
普通の人でも疲れてしまう、『物の要不要』を、ちゃんと見ようとしてくれました。
『ちゃんとサヨナラせんといかんねぇ』といいながら、ご本人が不要だと判断されたものを私がゴミ袋に入れていくのもイヤな顔せずに受け止めてくれました。

最後までニコニコとお付き合いくださって、とっても嬉しかったです。

で、その間に気になったのが、おばあちゃまの言った一言。

こんなに物を捨てたら
私はバチ当たりに

なってしまうねぇ

お片づけってね、時には残酷な決断をしなくちゃいけない場面があるんです。

・形見のもの
・譲られたもの
・高価なもの
・丁寧にしまっていたもの
・前は使っていたもの

そういった「手放すのにちょっと勇気がいるもの」も、今の生活に合っていなかったり、すでに物を持ちすぎているなら手放すことを選択しないといけないこともあります。

『部屋を整えて、快適な暮らしがしたい』

その中で具体的な目標を最初に立てて片づけていけば、『片づけたあとの暮らし』は間違いなく楽しくて身軽になる。

片づけた結果イコール『スッキリとして快適、楽しい』

その結果が素晴らしいことを整理収納アドバイザーは知ってるから物を手放すことに罪悪感はないし、お片づけのお手伝いもできるんだけどね。

アドバイザーと一緒であっても、それがすぐに出来ない人もいます。

●お片づけに慣れていない人(サポート初回の人とか)
●ご年配の人
●手放すことにためらいを感じる人

その原因は本人の優しさだったり、周囲からの圧力(そうあるべき、みたいな押し付け)、周囲への思いやりとか、本人の思い込みだったりとさまざま。

本当はバチなんて無いはずなのに、自分が『捨てる』という判断をしたら周りにどう見られるかが気になって出てくる「バチ当たり」というセリフ。

私が背負うから

こんなに物を捨てたら
私はバチ当たりに

なってしまうねぇ

おばあちゃまのこの言葉を聞いた次の瞬間、自分でもびっくりするような言葉が出てきました。

物を手放して
バチが当たるというなら
私が全部背負って死ぬから
大丈夫です

これね、決してその場しのぎとかじゃなく、割と本気で思ってます。

物を手放すことがバチが当たることなら、私は本当に色々と手放してるので、バチなんてものがあるなら閻魔大王に怒られるレベル(笑)

だから、いまさらお客様が手放されたもののバチを被るくらい全然へっちゃら。

それよりも『物と向き合い・物を見つめて・手放す』という方法を選択をする。
片づけていく中で最も大切なその部分を感じて欲しい。バチなんて在りもしないものにとらわれて欲しくない。

そんな想いで口を突いて出てきた言葉でした。


耳が遠いらしいおばあちゃまにこの言葉が届いたかどうかは分からないけど、ハハハと笑ってくれたので気持ちは届いてるかなぁ。

ウソつきにでもなる

さっき口を突いて出た言葉は、冷静になって考えてみれば『バチなんて無いのにあるような言い方をして、しかも絶対の証拠も無いのにそれを被る』なんて、人から見たら『ウソつき』と言われてもおかしくないかも知れません。

でも、ウソつきになってもいい。

お客様が心置きなく手放せるのなら、ウソつきにでもなる。
だって、そこで言うウソは『ウソも方便』のはず。良いウソになると信じてるから。

その言葉を聞いて気持ちがラクになる人が目の前にいるなら、ウソつきでいいかなと。
あ、お片づけの話をしてるときは真っ正直で真剣ですよ!それもほんと!!

アドバイザーを目指していたころ、憧れてたのは「部屋が整っていて、正直で、言っていることが正しい」そんな清廉潔白な人だったけど、どうにも無理そうなので早々に諦めました(笑)

アマノジャクで、お客様のためならウソつきにもなる。
広い世の中だから、そんなお片づけのプロが一人くらい居たっていいんじゃない?

そんな風に思うんです。

生き切るから

というわけで、うかつにケガしたりできなくなりました(笑)
今回のおばあちゃまや、頼ってくださってるお客様のためにも、きちんと生き切って天寿をまっとうしないと。
いや、します!(宣言)

すでに42歳なので、人生80年としたらその半分を超えたあたり。
そろそろムリが効かない時もあるかも。今後はちゃんと身体のメンテナンスも生活の中に取り入れてエネルギー蓄えて、それを仕事でお客様へ還元します!

『つぶやきコレクション』のこと

こういったお片づけサポート中にお客様がつぶやかれた言葉や、私が思ったことを『コラム』内の『つぶやきコレクション』でまとめてます。
今回のつぶやきも仲間に入れてます。
まだご覧になっていない方は、この機会に是非どうぞ。
↓↓↓

関連記事